Yoshiです。
先日、久しぶりにクルーラーズの
練習会でウクレレを「触り」ました。
前回の記事で「大忙しだった」と
お伝えしておりましたが、いくら
忙しいとは言え、楽器に触れる心の
余裕くらい欲しいものですね、本当に。
さて
以降は非常にマニアックな
お話になりますので、ご注意
くださいませ。
先日の日曜日・・・嬉しい事に
ポッカリと予定が空きましたので
これも久々の「ガッキイジリ」を
いたしました。
イジったのはコレ・・・
はい
Fender JB75 でございます。
・アッシュボディ
・メイプル指板
(ブロックインレイ)
・3点止めネックジョイント
(マイクロティルト方式採用)
・・・などが主な特徴です。
JB62 とは全く趣の異なる
機種に仕上がっておりますが
これはこれで未だ根強い人気が
ございます。
で、今回「イジった」のは
①ピックアップ
②ブリッジ
②ネック取付角度
・・・の3ヶ所です
では まず①のピックアップから
5年ほど前に所有をしていた
ベースに載せていた
SEYMOUR DUNCAN の
SJB-3b (リア)と
SJB-3n (フロント)が保管状態も
良く残っていたので、少々クセの強い
物ですが、コイツに交換です。
コントロールキャビティ内の
ポッド等も交換するつもりだった
のですが、時間の関係で今回は
ピックアップ本体のみとしました。
お次は②のブリッジです。
同じく以前から所有をしていた
BADASS BASS-II に交換をする
予定だったのですが、なんと
取付ネジを失くしてしまい断念・・・
という事で、今回は以前から
興味深々だった HIP SHOT の
「KickAss Bass Bridge」を
マウントする事にしました。
ブリッジを載せたら、この状態で
一度 弦を張り、ブリッジの駒を
前後しながらオクターブピッチを
ある程度調整します。
(これ、面倒です)
チューニングを合わせ
ネックの反りを確認しましたら
12フレット上で弦の高さを
計測します。弦高は人それぞれ
好みがありますが、私が目指したのは
4弦側(2mm以内)
1弦側(1.6mm以内) です。
で、何故にネックの取付角度調整が
必要になったかと申しますと
この KickAss Bass Bridge自体に
高さがあるため、駒を最も低く
セッティングしても、理想の
弦高に達するまでに、構造上の限界が
きてしまうのです。
いや~、これは参った・・・。
「オリジナルブリッジに戻すか?」と
逡巡しましたが、せっかく新調した
ブリッジですから、なんとか載せて
みたい!という事でネックの取付角度を
調整する事にしたのです。
この作業は「最悪の場合」以外は
基本的にやらないんですけど(笑)
ネックの角度調整はネックポケットに
シム(かまし物)を入れる方法が
一般的ですが、この「JB75」には
既出の「マイクロティルト」という
便利な機能が付いております。
この小さな穴にホーローセット
(六角穴付止めネジ)が仕込まれており
六角レンチで締め緩めするだけで
ネックの角度が変わります。
(ネックジョイントボルトは必ず
緩めて行います)
ほんの少しネジを送っただけで
劇的に角度が変わってしまうので
この作業は慎重に根気よくやります。
好みの弦高まで調整が完了したら
再度オクターブピッチを確認し
完了です。
で、仕上がった状態がコレ
今回の「ガッキイジリ」はここまで
にしました。
本当はコントロール系もSONICの
アッセンブリーに交換したいし
シングルコイル特有のノイズも
耳障りなので、キャビティ内の
ドータイト塗布もしたい!
それはまたいずれ、ご紹介いたします。
長文にお付き合いいただき
ありがとうございました。
それでは、また!
posted by 二代目店長 at 10:10|
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