皆様、猛暑日が続いておりますが
体調など崩されていませんか?
どうかご自愛ください。
二代目店長こと わたくし Yoshi ですが
佐賀野楽器製作所主宰者同様
夏は「大」が付く程 キライです。
あぁ・・・・
早く秋にならないかなぁ・・・
早くコオロギの声が聞きたいなぁ・・・
さて、そんな夏嫌いなわたくしは
一歩も外へ出たくないような猛暑日には
人の楽器をメンテナンスなんかして
過ごします。
今日ご紹介をするのは、名古屋市は
北区上飯田南町にございます
某楽器製作所 主宰者S氏所有の
「Fender Japan '62 PB」でございます。
一部の「ジャパンビンテージファン」
の方々からは大変高い評価を
受けている「Eシリアル」です。
Eシリアルは 1984年~1987年まで
の短期間にフジゲンにて製造された
シリーズでして「完成度が高い」やら
「良質な木材が使われている」といった
高評価を受けており「JVシリアル」同様
根強く人気が高いのです。
まぁ しかし・・・
30年以上も前ですからねぇ。
良質な木材は現在よりも調達が容易
だったんだと思いますし、もともと当時の
ご本家(USA)よりも基本的に丁寧に
作られていたんだと思います。 ただ
フジゲンが神田商会から離脱する直前で
シリーズ短命だった事から希少価値が
値段に反映されてしまっただけなんだと
僕個人は考えております。
これよりメンテナンスの模様を
端折ってご紹介をしていく訳ですが
「ビンテージ品はパーツのことごとくを
オリジナルのまま残すものであって
交換なんてとんでもない!」と
鼻息を荒くするマニアな方もいます。
交換した時点でビンテージ価値が
一気に下がるのだそうですが・・・
これ、どうなんでしょ? 僕は
「鳴らねぇ楽器はただのオブジェだ」
というポルコ的考え方でございますので
所有者の許可さえあれば、 さっさと
新しい部品に交換をしてしまいます。
はい、という事でその模様は Part2へ。