みなさん
顔、クシャクシャになってません?
もうね・・・「花粉」と聞いただけで
鼻水が垂れよるんですよ、条件反射で。
パブロフの犬みたいなもんです。
さて
以前、Fender Japan JB75 の
改造過程をご紹介しましたが
今回はその仕上げとなります。
今回はノイズ対策として
コントロールキャビティ内と
ピックアップキャビティ内に
ドータイト(導電塗料)を
塗布し、そのついでに
各ピックアップの配線も
すべて BELDEN社製のものに
交換しました。
合わせて、以前から気になって
いた弦高を、あれこれ調整しました。
工程ごとに写真を撮るつもりだった
のですが、作業に夢中になると
つい忘れちゃうんですよねぇ・・・
と、いう事で少ない写真をアップします。
まずはコレ
はい
ドータイト塗布後乾燥待機中の
様子です。
作業としては、まずキャビティ内の
塗膜表面を粗し、ドータイトの
「載り」を良くします。
(ピックガードは塗布後に復旧を
したものです・・・念のため)
2度塗りをし、しっかり乾燥をする
間に、ピックアップの配線を変更します。
が・・・
写真を撮るのを失念しておりました(汗)
ノイズ対策を終え、つづいて弦高調整です。
「ん?ブリッジの駒で高さを調整すれば
良いんではないの?」と思った方は
鋭い!
・・・ですが、それだけでは限界が
あるんですね。
(ここら辺の説明は大変長く
なってしまうので割愛します)
今回はここに注目をしたんです。
はい
一からナットを作り直したんですねぇ
ナットの弦溝をギリギリまで堀り下げ
弦高を下げるってぇ算段ですゎ~
「既設のナットを掘れば良い
のでは?」と思われるでしょうが
失敗したら後の祭りですから
既設物は保険で保管が鉄則なのです(笑)
このベースはラディアス指板に
なっており、ナットもその曲線に
合わせて加工をしなくてはならない
のです。う~ん、小難しい・・・
納得のいく曲線ができたところで
今度は弦の溝切りです。
ブリッジからピックアップの
ポールピース真上を通り、ペグに
至るまでの位置関係を確認し
ケガキを入れたら、ホスコの
弦溝専用ヤスリで、慎重に堀り
込みます。
余談ですが、この
ホスコの専用ヤスリって
ちょっと高価ですが持っていると
非常に便利ですよ。(ギター用など
種類も豊富ですよ)
リンクを貼っておきますね。
http://www.hosco.co.jp/japan/products/hosco_luthierstools_gr1.html
はい、で、ネックに収めたら
こんな感じ
以前からストックしてある
鼈甲柄のピックガードに変更し
同じくストックしていた
ブリッジカバーなんぞをマウントしたら
完成で~す。
実はこのジャズベ・・・
後輩に貸したままに
なっていた物なんです。
後輩いわく
「クローゼットのオブジェ」だった
そうで、ほぼ 貸し出す前の状態を
保っていました。
(それもどうかと思うけど・・・)
という訳で、二回に渡って
お送りした、マニア諸兄くらいしか
興味が湧かないであろう
「ガッキイジリネタ」も完結で
ございます。
では また。