随分とご無沙汰してしまった
「無人島シリーズ」の第四回
でございます。
さて今回ご紹介をさせて
いただきますのは、コレ
はい
Led Zeppelin の
「Houses of the Holy」
邦題「聖なる館」でございます。
CDラックから引き抜く際に
前作「Led Zeppelin Ⅳ」に
しようかと逡巡しました。
(TOTOの時もそうでしたが
自分で勝手に「10枚」と
決めたにも関わらず
「10枚では絶対足りん!」と
ダダをこねる大人子供な私)
あれは中2の春先だったなぁ・・・
兄貴が定期購入をしていた
雑誌「rockin'on」。
渋谷陽一氏の記事の横で
レスポールを腰まで下げて
弾いているジミーを見て
「なんてカッコエエねん!
よし!今日からエレキや!」
ちなみに、この頃僕は
アコギを始めたばかりでして
レパートリーと言えば
芹 洋子さんの「四季の歌」
だけだったんですね。
それでも「ギターが弾ける喜び」
から、飽きもせず毎日毎日
「は~るをあいする
ひ~と~は~」
と近所迷惑を顧みず ひたすら
弾き語りをしたもんです。
そんな頃に初めて
ジミー・ペイジを見たもんだから
そりゃ14歳の男の子としては
衝撃だったわけですよ。
で、早速
週刊マガジンだったかの
背表紙に載っていた
「エレキ初心者セット」
(もちろんレスポール)を
お年玉で購入したんです。
待ちに待ったギターが
届いた日・・・
ダンボールの解放すら
もどかしく、顔が覚え無しに
ほころびます。
ジャーン!ついにエレキを
手にします。
ジミーの写真を参考に
すぐさま付属のストラップを
肩に掛け、ギターを腰のやや
下まで下げました。
お袋の三面鏡には
ギターを下げ過ぎたあまり
指が指板に届かなくて
焦る、お間抜けな少年が
映っていたのでした・・・
この時少年は、西洋人が
いかに手足が長いのか
という事を痛いほど
知る事になります。
閑話休題・・・
1曲目の
「The Song Remains the Same」
から、2曲目の「The Rain Song 」
への繋がりが、何度聴いても
鳥肌ものです。
「動から静」への移行が
見事だと思います。
有名な「天国への階段」が
収録されている既出の
「Led Zeppelin Ⅳ」に
人気では及びませんが
僕にとっては彼らの作品中
一番のお気に入りアルバムです。
では今日はこのへんで。