2017年05月24日

お手入れ


まだ5月だというのに
かなり暑苦しい日が
続いておりますが
皆さん、いかがお過ごしで
しょうか?

さて今日は
楽器の「お手入れ」に
ついてのお話しです。

とは言っても
お手入れの「ノウハウ」を
お話しする訳ではございません。

先日、会社の同僚から
アコースティックギターを
預かりまして、久方ぶりに
ポロポロと爪弾いていたんですが
何とも気持ちが悪いのです。
何が気持ち悪いのかって言いますと
これです・・・
IMG_3556.JPG

お分かりになりますか?
はい、フレットに青錆が
出ていますでしょ?

なんでこんなんなるまで
放置しておくのかなぁ・・・
ご存じのようにアコギは
スチール弦ですので、この
青錆が弦をも錆びさせて
しまいます。これを
「貰い錆」と言います。

所有者(女性)からは
弦交換を頼まれただけでしたが
このままではギターが
可哀想でしたので、大掃除を
する事にしたのです。

先ずは指板にマスキングを
貼付します。
IMG_3557.JPG

専用剤でフレットをひたすら
磨き上げます。
(クロスが積年の汚れで真っ黒)
右側の容器は、指板専用の
お手入れ&保湿クリームです。
IMG_3559.JPG

腕がパンパンになるほど
頑張って磨き上げた結果が
IMG_3561.JPG

う~ん、光ってる!

かなり長い期間放置してあった
そうなので、さすがに新品の
ような光沢は得られません
でしたが・・・
まぁ、上出来でしょう。

仕上げはボディ全体をクロスで
拭いて、マーチン社製の新品弦を
張りまして・・・
Fullender.jpg

完成~!
フレットに弦が映り込んでいるのが
お分かりでしょうか?

気分的なもんですが
手入れ前よりも、良く鳴って
くれているような気がします♫

う~ん、気持ちエエ~(笑)

それではまた。





posted by 二代目店長 at 14:00| Comment(0) | その他楽器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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